花蓮・台東の自然と文化を5日間で映像に 応募締切は2026年12月31日 台湾交通部観光署の花東縦谷国家風景区管理処は、「台湾の東 23.5°N:5日間で挑む国際観光映像制作コンテスト」の公式サイトを開設し、世界各地からのオンライン応募の受け付けを開始しました。花蓮県と台東県を横断する北回帰線・北緯23.5度を地理的な軸と創作のテーマに据え、若手クリエイター、Vlog制作者、映像・放送分野のプロフェッショナルなどを広く募集します。参加チームは5日間の現地制作を通じて両県を巡り、花東縦谷から東海岸にかけて広がる自然景観と地域に根付く文化を、独自の視点で世界に発信します。 ## 北緯23.5度を創作の軸に、2段階の審査で国際発信力のある作品を選出 応募締切は2026年12月31日です。満20歳以上のクリエイターは、国籍を問わずチームを組んで応募できます。第1次審査では台湾の専門家による書類審査を行い、6チームを選出する予定です。第2次審査に向けた現地撮影・編集は、2027年3月7日から12日まで実施します。海外および台湾の専門家で構成する審査員が、ストーリーの独創性、観光プロモーションへの効果、映像表現を総合的に評価し、国際的な発信力を持つ優秀作品を選びます。 ## 食事・宿泊を全額負担、専任スタッフと専用車両で現地制作を支援 管理処は、最終選考に進む6チームが花蓮・台東の魅力を深く体験できるよう、現地での制作活動を全面的に支援します。台湾での現地制作期間中は食事・宿泊費を全額負担し、専任スタッフと専用車両による送迎、撮影に関するサポートを提供します。 参加チームは、安全に配慮された支援体制のもと、両県の山と海を巡りながら撮影に取り組みます。東海岸の青い海、壮大な地形や地質、豊かな生態系、紅烏龍茶の産地、温泉の魅力、台湾原住民族の文化などを題材に、この土地ならではの物語を描きます。 賞金総額は10万台湾元で、金賞5万台湾元、銀賞3万台湾元、審査員特別賞2万台湾元を授与し、公式トロフィーも贈呈します。受賞作品は今後、花蓮・台東の海外向け観光プロモーションに活用されるほか、海外の観光映像祭への出品や多様な広報媒体での紹介など、地域を代表して国際的に発信する機会も期待されます。こうした取り組みを通じ、「台湾の東」観光ブランドの海外での認知拡大を目指します。 ## 応募から撮影準備まで、公式サイトで一括案内 新たに開設した公式サイトでは、オンライン応募、募集要項のダウンロード、テーマ別の撮影ガイドを提供しています。最終選考に進むチームは、現地入りに先立ち、主催者と撮影台本について協議する必要があります。花蓮・台東の自然生態、地方創生、山と海に育まれた文化を作品に織り込み、地域の景観の魅力を伝えながら、観光プロモーションにつなげます。 花東縦谷国家風景区管理処の許宗民処長は、次のように述べています。「『台湾の東 23.5°N』は、映像コンテストであると同時に、世界の旅行者を、地域を深く知る旅へと誘う取り組みです。世界各地のクリエイターのレンズと多様な語り口を通じて、『私の目に映る花蓮・台東』をありのままに表現していただきたいと考えています。両県の豊かな地質・生態系、茶の産地と温泉、台湾原住民族の文化、青く広がる太平洋、壮大な東海岸の姿を世界に届け、台湾東部の持続可能な観光の魅力と、自然が生み出す驚きを知っていただければ幸いです」
お知らせ
コンセプト
世界各地で北回帰線(Tropic of Cancer)が通る地域の多くが砂漠地帯である中、台湾東部(East of Taiwan)は、太平洋の海流と季節風に育まれ、海岸から二つの山脈に挟まれた花東縦谷にかけて、北回帰線上では類を見ない「緑の宝石」ともいえる豊かな自然が広がっています。
本コンテストでは、世界各地からクリエイターの参加を募り、台湾東部を舞台に限られた時間で作品を生み出す「5日間の現地制作」にチャレンジしていただきます。青く広がる海、縦谷に波打つ稲穂、そして原住民族の文化や風土。多様な視点と世界へ発信する力を持つクリエイターのレンズを通して、この土地に秘められた、まだ知られていない奥深い美しさを世界へ届けます。
コンテストの流れ
-
オンライン応募
現在受付中
2026年
12月31日 -
書類審査
2027年1月1日
~1月30日 -
審査結果発表
2027年1月31日
-
現地撮影
2027年3月7日
~3月11日 -
最終審査
2027年3月11日
~3月12日 -
表彰式
2027年3月12日
応募要項
応募資格
国籍、チーム人数、使用機材などの応募条件
応募方法
オンライン応募の流れ、
必要書類、撮影計画書およびコンプライアンス関連書類について一次審査基準
脚本案および
関連資料に基づき審査賞金および参加特典
賞金総額10万台湾ドル。さらに、花蓮・台東での6日間の撮影へ無料ご招待(現地での宿泊・食事・移動をサポート・車両同乗のバイリンガルガイド1名)
著作権規定
著作権の帰属
および利用許諾に関する規定
作品テーマ
撮影内容には、以下のうち2つ以上のテーマを組み合わせてください:
- 自然景観と生態資源
- グルメ、産業、特色ある体験
- アート、工芸、地域創生のストーリー
- 多様な民族・コミュニティの暮らしと文化
1
自然景観と生態資源(例:花蓮・台東で波打つ稲穂が織りなす風景、縦谷の地質、山林の生態系、東海岸などの美しい自然景観) 2
グルメ、産業、特色ある体験(例:台東・鹿野の紅烏龍茶、富里・羅山村の泥火山、舞鶴紅茶、安通温泉、知本温泉、瑞穂温泉、各種アクティビティや地域のスローライフに関連する産業など) 3
アート、工芸、地域創生のストーリー(例:縦谷大地芸術祭、現地の職人による工芸、地域づくりに息づく美意識など) 4
多様な民族・コミュニティの暮らしと文化(例:原住民族の集落文化、客家の集落文化、移民村、地域集落の文化など)
審査員紹介(姓の画数順)
-
竹中香子日本

映画プロデューサー、アーティスト
パリと東京を拠点に活動。現代演劇出身で2022年より独立系映画のプロデュースに従事。国際共同製作の経験を持ち、国際的視点とローカルな視点を併せ持つ。プロデュース作『沼影市民プール』は台北映画祭に入選。Ji.hlava IDFFのEmerging Producers 2027に選出。 -
侯季然台湾

映画・ドキュメンタリー監督、作家
詩的で繊細な映像表現を特徴とし、記憶、時間、都市空間をテーマとした作品を得意とする。代表作に『有一天』『南方小羊牧場』『書店裡的影像詩』など。 -
Wafa Ghermaniフランス

映画研究者、映画評論家、キュレーター
国立中央大学フランス語学科助理教授。フランス出身のベテラン映画研究者、映画評論家、キュレーター。パリ第3大学で映画学博士号を取得。長年にわたり台湾の社会・歴史や庶民文化について深く研究し、鋭い異文化的視点から、映像の背景にある文化的景観、記号の読み替え、ナショナル・アイデンティティを分析する。 -
黃嘉俊台湾

ドキュメンタリー、CM監督、作家
温かく明るい映像表現で、人物、生命、自然をテーマとした作品を得意とする。代表作に『一首搖滾上月球』『男人與他的海』があり、台湾芸術大学教授、映画コンペティション審査員などを歴任。 -
張學棟マレーシア

広告映像監督、クリエイター、フォトグラファー
16年以上の映像制作経験を持ち、映画的な表現で人々の感情や体験を描き出すことを得意とする。商業広告、高級ホスピタリティ、観光映像を手がけ、Sony Malaysiaのアンバサダーを務めるほか、National Geographic、Hollyland、Aputure、PGYTECH、Tiltaなどの公式クリエイターとしても活動している。











